寺子屋食堂とは?
教育の機会が制限されている子どもたちのために作られた寺子屋(私塾)と食堂とが兼ね備えられた施設です。
現在、母子家庭や生活保護を受けている家庭が多く、社会的な問題にもなっています。
川崎市も例外ではなく、母子家庭は約7000世帯、生活保護を受けている家庭は約900世帯ほどあります(川崎市こども未来局、健康福祉局調べ)。
この数字の数だけの子どもたちが満足に教育を受ける、十分な食事をするといったことができない状況です。
そんな貧困の環境下にいる子どもたちを支援するために寺子屋食堂は開設されました。
子どもたちがよりよい未来へと羽ばたけるように、一丸となって貧困と空腹に立ち向かいます。
川崎寺子屋食堂の取り組み
経済的な課題を抱えている小4~高3の子どもたちを対象に夕食を無償で提供する「こども食堂」と、学習を指導する「寺子屋」が週に4日開かれます。
週に4日開かれるこども食堂は全国でも珍しく、規模も最大のものとなっています。
オンライン授業
令和2年6月から、3密を避けるため中高生対象にGoogleのMeetを利用してオンライン授業を開始しています。
GoogleのMeetはスマホで視聴できるため、ほとんどの中高生が参加しています。
一方、食糧支援は2つの教場を会場とした食料配布会で、肉野菜4kgを月2回手渡ししています。ご寄付を賜ったお米もそこで配布しています(月150〜270kg)。
教場指導
運営場所
神奈川県川崎市多摩区いこいの家(宿河原と稲田堤)
学ぶことは生きること。食べることは生きること。すべての子どもに支援の手を!
寺子屋食堂の活動を通してたくさんの方に貧困の問題について知っていただき、いずれは全国の貧困の環境下にある家庭を支援していけたらと思っています。
一人ひとりの小さな思いやりから生まれる行動が大きな力となり、やがて経済的に恵まれない子どもたちの生きる力と勇気へと繋がります。
これからの未来を生きてゆく子どもたちをみんなで支援していきましょう!
特定非営利活動法人川崎寺子屋食堂 コンプライアンス規程
コンプライアンスについてはこちら。