十歳の頃から子供達の脳の中では、色々な働きを司る場所の発達とそれぞれの場所同士の連絡網が、
十数年かけて完成されてゆきます。
少年少女たちが自分の将来に夢を持ち、それを実現するために、様々な分野のことを学習し体験し、
時には感動や驚きを経験し、例え失敗しても何度でもチャレンジすることにより脳の柔軟で高度な回路ができてゆくのだと思います。
私は、地元の子供たちが集まる公立中学校に通っていました。
当然家庭環境に恵まれない、自分の夢を持てない友人もいました。
今回発足する寺子屋食堂では、勉強などを教えるだけでなく、一緒に夕食を食べながら色々な話もできます。
一人でも多くの子供たちに、自分の将来の夢を持ち、元気に生活していってもらいたいと願っています。
菱山 康雄